森見登美彦さんの作品の聖地を紹介しますよ！
第二回目は「夜は短し歩けよ乙女」！
小説で出てきた場所や舞台はもちろんアニメ化の際にモデルになったお店なども紹介しています
読んでいる＆見ていると気になる”偽電気ブラン”や“潤肺露”“阿闍梨餅”・・その他登場する書籍に関してもまとめています！
夜は短し歩けよ乙女
聖地マップ
まずはマップ～！
りんごりんご♪
夜は短し歩けよ乙女
聖地一覧まとめ
主要箇所は太字にしています
東華菜館 本店
木屋町＆先斗町界隈
bar moon walk 四条木屋町店
桜湯
歌舞練場付近
下鴨神社 馬場
京都大学 本部構内＆吉田南構内
吉田神社
四条河原町交差点付近
下鴨泉町近辺
進々堂 京大北門前
吉田尞
銀月アパート
カフェコレクション（アニメ版）
出町柳駅（アニメ版）
ザソウドウ東山（アニメ版）
先斗町ことし（アニメ版）
潜水艦Bar深化（アニメ版）
鶴清（アニメ版）
京阪錦鯉センター（アニメ版）
喫茶ソワレ（アニメ版）
町家古本はんのき（アニメ版）※閉業
夜は短し歩けよ乙女
聖地巡礼主要スポット
夜は短し歩けよ乙女の聖地巡礼するならここ！という主要スポットを紹介していきます！
木屋町＆先斗町界隈
「お酒飲みたい！」乙女が練り歩くのが京都一の歓楽街木屋町＆石畳の風情ある雰囲気の先斗町
並行するこの通りは週末や休日前の夜は特に賑わいをみせます
成人済み20歳以上の皆さま、乙女のように杯を交わし夜な夜な歩き大人世界を楽しみましょう！
魔風邪や恋風邪に好かれちゃったりして〜
（お酒を飲んでも飲まれぬようご注意をｗ）
大人になってから初めて夜にこの界隈を訪れた私は「京都にもこんな夜の雰囲気があるのか」と思ったもんです
東華菜館 本店
乙女の憧れの中華レストラン
四条大橋の西詰にありレトロな建物が印象的
日本最古の現存のエレベーターがあることでも有名
私・・行くことになりました！初！
2025年「有頂天家族の日」に！！
ここ東華菜館で森見さんのトークディナーショーがあるんです！
後ほどレポ記事書きます♪
bar moon walk 四条木屋町店
全国展開のバームーンウォーク
京都だけでも５店舗展開しています
安め価格でお酒が飲めるカジュアルなバー
乙女が東堂さんに“おともだちパンチ”をお見舞いしたバーです
下鴨神社 馬場
古本市の会場となる下鴨神社の馬場
古本市の正式名称は「下鴨納涼古本まつり」です
この時期の京都は本当に暑いし糺の森は虫も元気だけど・・
聖地巡礼ならぜひ訪れラムネを飲みたいところですね
吉田神社
パンツ総番長が恋する女性との再会を願って参拝したのが吉田神社
さて・・そのご利益はあったのか！？
進々堂 京大北門前
乙女と“私”が待ち合わせる初デート？のカフェ
お話のラストシーンに登場する印象的な場所ですよね！
偽電気ブランは実在する？
飲める場所
「電気ブラン」は実在するお酒です
では偽電気ブランはあるのか！？
もともと偽電気ブランは森見さんの創作による架空の存在でしたが・・ありますよ、ええありますとも！！
その偽電気ブランが実際に飲める場所は・・
京都のBARノスタルジア（有頂天家族の「朱硝子」のモデル）
bar moon walkの一部店舗
に置いてあります！
（正確な在庫確認は各店舗へお願いします）
私もノスタルジアで飲みました！
ビリビリ・・したかも～？？
ちなみにですね、夜は短し歩けよ乙女の中で偽電気ブランは「秘密のお酒」であり「今もどこかでこっそり作られて、夜の街へ運び込まれる」とされています
その後発表された有頂天家族にて、この偽電気ブランは狸たちが作っている・・と明かされました
そんな作品を超えた繋がり・・楽しい～！！
古本市で登場した書籍
小説第二章の「深海魚たち」は古本市が舞台となっていて様々な書籍が登場します
”次何の本読もう～”という読書家さん、この中から探してみてはいかがでしょうか
まず、乙女に関する本＆乙女が歴代読んできた本は・・
- 鳥とけものと親類たち・虫とけものと家族たち
- ドリアン・グレイの肖像
- 風と共に去りぬ
- 細雪
- なまみこ物語
- 小説日本婦道記
- マチルダは小さな大天才
- エーミールと探偵たち
- 飛ぶ教室
- ナルニア国ものがたり
- 不思議の国のアリス
- ラ・タ・タ・タム～ちいさな機関車のふしぎな物語～
「夜は短し歩けよ乙女」の中で重要な役割を果たしているのが「ラタタタム」という絵本
乙女が”ちっちゃな頃だけ悪ガキでした”時代に惚れ込んだという絵本で”私”が血眼になって探すアレです
（どの本も実在しますが）この絵本は実在します
私ももちろん読んだ
”幻想的で美しい”絵本です！
続いて”私”が物色したのちに古本市の神様がそれぞれの繋がりを述べる本たち
- シャーロック・ホームズ全集
- アドリア海の復讐
- モンテ・クリスト伯
- 巌窟王
- 戦中闇市日記
- 蔵の中・鬼火
- アンドロギュノスの裔
- 谷崎潤一郎全集
- 芥川龍之介全集
- 新輯 内田百閒全集
- 三島由紀夫 作家論
- 太宰治 お伽草子
- 織田作之助全集
です！
（漢字が難しくてIMEパッド使わなきゃ出せないｗ
”ちすじ”って変換候補に出てこないよ）
岸田劉生の日記帳とか私も読んでみたい！
乙女が食べる阿闍梨餅とは
アニメ版で樋口先輩にすすめられ乙女が食べるのが阿闍梨餅（あじゃりもち）
満月というお店の名物商品であり京都銘菓のひとつです
これ美味しいんですよ～
見た目は餅？っぽくない？でももちっとしていて和菓子そうでもない、そんな私でも美味しくいただきました
Amazonで満月の阿闍梨餅とあったのでリンクを貼っていたんですが何と転売品だった！Amazonや楽天・フリマサイトでは一切出品してないと公式サイトに記載がありました
阿闍梨餅の購入は店舗または取扱いの百貨店にて行いましょう！
秘薬・潤肺露（ジュンパイロ）とは
乙女が古本市の神様から「潤肺露（じゅんぱいろ）」という京都の街中で猛威を振るう強烈な風邪をも治すとされる秘薬を受け取ります
（※アニメ版では古本市の神様ではなく李白から貰う）
潤肺露は架空の薬
作中では結核やスペイン風邪も治るとされてます
潤肺露と名前が似た「潤肺糖漿」というのどの痛みや咳に効く漢方は実在します
森見さんはこの漢方から着想を得たのかな～と思ったりして・・
これから風邪の本格シーズン到来・・実在したらよかったな潤肺露！
ということで締めます！
お読みいただきありがとうございます♪
↓「夜は短し歩けよ乙女」豪華愛蔵版！
↓アニメ版も楽しいよ♪
